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2013年2月24日 (日)

グレン・グールドのピアノでバッハ「ゴルトベルグ変奏曲」を聴く

Index_3
これは1981年に再録音された演奏である。高名な批評家が絶賛し、ヴォーグ誌やザ・ニューヨーカー誌も賞賛した1956年デビュー盤以降二度目の録音となったが、再録音翌年の1982年9月脳卒中で緊急入院し翌10月、父親の判断で延命措置停止、10月4日に死去。享年50歳という若さであった。
演奏中に唸りにも似たグールドのハミングが一緒に録音されている。彼の癖なのだろう。
調べると「演奏時にはスタジオ内録音の際でも常にメロディーや主題の一部を歌いながら演奏するため、一聴しただけでグールドの「鼻歌」が聞こえ、彼の演奏と分かることが多い。レコーディングエンジニア等が再三注意し止めさせようとしたにも関わらず、グールドは黙ってピアノを弾くことはできないとして生涯この癖が直ることは無かった。」(Wiki)とある。ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットにも演奏中に唸りのようなのを聴いた記憶がある。
さて演奏の中味だが、曲が進むにつれ次第に熱を帯びてくるのを感じる。ヘッドフォンで聴いてると唸りのようなハミングも更に昂揚する。一度や二度で彼の演奏を理解できる程ではないが、バッハをすっきりと聴かせてくれたのはカール・リヒター以来だ。
同曲をアンドラーシュ・シフと

Index 熊本マリで聴き比べてみた。
Index_2 結果、透徹したピアノの響きがグールドの演奏に感じられた。別に唸りに気圧された訳ではない。シフも熊本マリも上手く弾いているのだが、この曲にイメージする透明感のようなものが、グールドを上回っていないように思う。

お気に入りのレコード(というかCD)がまた1枚、増えた。

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