« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月25日 (月)

室蘭本線・追分駅構内に進入する「D51貨レ」

機関助士(?)の半袖シャツが眩しい。低速で構内徐行のD51貨物、軍手の汚れが今日の仕事を物語る。
D51i 彼の左手にはホームで待つ駅員へのタブレットが。運転席の窓には機関士(と思われる)の顔が見える。遠い夏の日の一コマ、働く蒸気機関車の姿は美しい。線路端ギリギリでの撮影にもおおらかに許してくれたあの頃、今更ながらに良き時代だったことを思う。

Minolta-SRT101+55mm/F1.4 Neopan SS 1975年夏・北海道 室蘭本線・追分駅

2013年2月24日 (日)

グレン・グールドのピアノでバッハ「ゴルトベルグ変奏曲」を聴く

Index_3
これは1981年に再録音された演奏である。高名な批評家が絶賛し、ヴォーグ誌やザ・ニューヨーカー誌も賞賛した1956年デビュー盤以降二度目の録音となったが、再録音翌年の1982年9月脳卒中で緊急入院し翌10月、父親の判断で延命措置停止、10月4日に死去。享年50歳という若さであった。
演奏中に唸りにも似たグールドのハミングが一緒に録音されている。彼の癖なのだろう。
調べると「演奏時にはスタジオ内録音の際でも常にメロディーや主題の一部を歌いながら演奏するため、一聴しただけでグールドの「鼻歌」が聞こえ、彼の演奏と分かることが多い。レコーディングエンジニア等が再三注意し止めさせようとしたにも関わらず、グールドは黙ってピアノを弾くことはできないとして生涯この癖が直ることは無かった。」(Wiki)とある。ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットにも演奏中に唸りのようなのを聴いた記憶がある。
さて演奏の中味だが、曲が進むにつれ次第に熱を帯びてくるのを感じる。ヘッドフォンで聴いてると唸りのようなハミングも更に昂揚する。一度や二度で彼の演奏を理解できる程ではないが、バッハをすっきりと聴かせてくれたのはカール・リヒター以来だ。
同曲をアンドラーシュ・シフと

Index 熊本マリで聴き比べてみた。
Index_2 結果、透徹したピアノの響きがグールドの演奏に感じられた。別に唸りに気圧された訳ではない。シフも熊本マリも上手く弾いているのだが、この曲にイメージする透明感のようなものが、グールドを上回っていないように思う。

お気に入りのレコード(というかCD)がまた1枚、増えた。

2013年2月21日 (木)

USB/DAC及びスピーカーを導入し、PCオーディオを始める

PCオーディオへと足を踏み入れた。
PC音源を聴く時間が増えるにつれ、音源本来の音を聞きたくなり今回、USB/DAC導入を機にスピーカーも見直すことにした。
10年以上愛用のharman kardon製2.1ch「SOUND STICKS」は、PC用スピーカーとは思えない豊かな音場空間を提供してくれた。
Dsc00717

交響曲から独奏曲まで幅広い音再現性を持つ、当方お気に入りのスピーカーである。

最近、オーディオ誌やPC関連の雑誌、ネット上の情報などにPCオーディオに関する記事をしばしば目にするようになった。かれこれ40年も前にオーディオに凝った当方も、ラックスマンのプリメイン・アンプやダイヤトーンのスピーカー、山水のレコード・プレイヤー、デンオンのFMチューナー、ティアックの10号オープンリール・テープデッキ、カセット・デッキ等を有していたが、いつしか音楽を聴くことから、次第に風景写真撮影に時間を費やすようになった。ただ、当時の音源だけは残したいと、買い求めたLPレコード、録音したオープンリール・テープ、カセット及び、テープデッキとプレイヤーは当時のまま保管していた。これらの音源をいつか再生したいという気持ちは今も強い。
写真撮影に一区切りついた数年前から改めてクラシックを聴き始め、その音源もかなり増えて来たのを機会に、音楽を楽しむ環境を見直すことになった次第である。

20130221_000145 TEAC製USB/DAC内蔵プリメイン・アンプA-H01と、

Dsc00727 YAMAHA製スピーカーNS-BP400を導入。

Dsc00704 上記のレイアウトで現在、エイジング中である。中央のTEAC X-10Rは長期冬眠中で(正常駆動しない)インテリアと化した。

ここ最近のオーディオ機器は著しく変わったようで、A-H01は非常に小型でありながらもパワーがあり、ベートーヴェンの第九を悠々と再現。NS-BP400はチェロ、ヴァイオリンとも弦楽器を楽々と奏でる。現在、慣らし運転中とはいえ音再現力は極めて優れている。

今聞こえるのが音源本来の音なのだろう、大量の情報が記録されていたことに改めて驚いている。

PCオーディオの面白さは、音源がデジタルデータであることから曲順の変更追加が自由なことではないか。例えばベートーヴェンの交響曲全曲、マーラーの長大な交響曲も全曲を連続で聴くことも出来る。更に言えば、HDDに記録した全曲(現時点で連続28日間以上の再生合計時間分のデータを記録している)を流しっ放しすることも平気な訳で、アナログ時代には思いもつかなかったことだ。なんと愉快なことか。

しばらくは今回の導入機器レヴューを折々に記載して行きたいと考えている。

2013年2月11日 (月)

キャスリーン・バトルのソプラノで「バッハ・アリア集」を聴く

コロコロと転がるようなソプラノのキャスリーン・バトル、イツァーク・パールマンのヴァイオリン伴奏で「バッハのアリア集」を聴く。グラミー賞を5回も受賞してのバトル。実力のほどを知るアリア集、コロラトォーラ・ソプラノ歌手だと言う。気難しい気性との評もあり一概には言えないが、彼女の歌声には聴く者に穏やかなひと時を与えてくれるのも事実であろう。
Index
図書館から「予約されていた次の資料の準備ができました。 予約者の貸出カードをお持ちになり、受取館までお越しください。」とのメールが届く。山本一力著「ジョン・マン 望郷編」である。予約時22番目で随分待たされそうであったが、意外に早く廻ってきたものだ。
Images 「波濤編」「大洋編」に続く3冊目で、著者近著「龍馬奔る」と並行しながらの連載物である。江戸市井の人々を描く作品が最近少なくなっているのが、少し惜しい気もある。池波正太郎や藤沢周平には見当たらない筆致には都度、唸らせるものがあった。そのような作品を期待するのだが、時とともに著者の傾向も変わってくるのであろうか。いずれにしても「望郷編」を早速読んで見ようと思う。

2013年2月 8日 (金)

Otto Klemperer「Wagner Overtures」を聴く

今夜は、オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニック・オーケストラでワーグナーの序曲集を聴く。中でも「ニュルンベルグのマイスタージンガー」は秀逸であった。嘗て、カール・ベーム&ウィーン・フィル来日時に演奏した同曲が印象に残る名演であったが、それと比しても甲乙付け難いレベルである。
Index5 クレンペラーについては膨大な録音が残されているようで、これから徐々に聴いて行きたいと思う。

暖かい部屋の中で音楽を聴く、これも至福の時であるが、肌を刺す空気の中で日本の風景を撮影する時間も、私にとって満たされたひと時であった。

真冬、脊振村の早朝である。日はまだ昇らず風は無くキンと冷えきって三脚も触ると氷のように冷たい。周りの景色は薄ぼんやりとした紫色、辺りが次第に明るくなり始めると、あしもとに霜の降りた世界を見いだすことが出来た。
_0016_111204 色温度の高い空気感も写ればいいなと思いながらレリーズを押したショットである。

Minolta-α9000+80/200APO Fuji Velvia 2002年冬 佐賀県脊振村

2013年2月 3日 (日)

クリスティアン・フェラスのヴァイオリンでブラームス「ヴァイオリン協奏曲」を聴く

ブラームス・ヴァイオリン協奏曲。フェラスのヴァイオリン、カラヤン指揮ベルリン・フィル。録音は1964年5月、アナログの暖かみを感じる名演だ。何とおおらかな演奏だろうか、しかも主役はあくまでもヴァイオリンであると、脇に廻ったベルリン・フィルの伴奏。ここでのカラヤンは、ヴァイオリンとオーケストラとの主従の関係を堅持させた名指揮ぶりを発揮している。久々にお目にかかった名盤と評価した。
Images

厳冬の背振。朝方は放射冷却だったのだろう、枯れた実の先が昨夜来の凍えを物語っていた。朝陽が当たり始めるわずかな間、冬の風物詩として、撮影するものへのプレゼント。夜明けを待ち車を走らせ、途中でタイヤチェーンを巻き、寒い現場で三脚を立て、ファインダを覗いたものが味合う至福の時である。
_0001Minolta-α9000+80/200APO Fuji Velvia 2000年冬、佐賀県背振山中腹

 

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2014年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

時計

  • 初心者でわかるFX
フォト
無料ブログはココログ

ぽちっと