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2012年12月

2012年12月30日 (日)

師走の雨、バッハの「平均率クラビーア曲集」を聴く

昨夜来の雨は朝になっても降り止まず、陽を出す時間になっても外は薄暗い。外気温は9℃、時折クルマの走行音が聴こえる程度で、雨音の中、今年最後の日曜日の朝である。
バッハの平均率クラビーア曲集を、何故だかしっくりとした感じで聴けてる。
41mn3zn5hyl_sl500_aa300_ イヨルク・デームスのピアノ、あまり抑揚のない淡々とした中、キータッチが今朝の雨音と妙にマッチしている。これを妙音と呼ぶのか。いずれはリヒテル盤で聴いてみたい。

街中では解けてしまった雪が、椎原の麓ではまだ残っていた。夜明け前に現着して、田圃の畦に三脚を立てた。次第に青みがかる空を見上げながら、カメラをセット。田の残雪と凍結した畝とのコントラストが面白くて、シャッターを切った。
Photo Minolta-α9000+80/200APO Fuji Velvia 2000年冬 福岡市早良区脇山

2012年12月24日 (月)

月刊誌「Stereo」2013年1月号付録について

この付録が欲しいばかりに、月刊誌「Stereo」を初めて購入した。数店の書店を探したが(売り切れなのか、置いていないのか)どこにも無くネットで注文し、昨日届いた。早速箱から出してセットアップ(といっても完成済みの基板にヘッドフォンのミニプラグとUSBケーブルを差し込むだけ)。あとはボリュームを回して音量を調整するのみで、至って簡単且つシンプル。ところがなんと、その実力たるや高額な市販品と比して遜色のない(と思うほど)侮れないことに気付いた。音の粒々、楽器の配置、奏者の息づかいが明瞭に聴こえるではないか。
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ラックスマン製ヘッドフォンアンプ付きUSB-DAC/LXU-OT2、というのが付録の名称だ。図書館で立ち読みした同誌の12月号に、新年号には上記の付録添付との記事を見て、非常に興味を持った。この付録だけでも2,800円を払う価値はあると思う(というか、お買い得だ)。いまは片端からiTunesの音源を聴きまくっている次第だ。
ポリーニのピアノも、ロストロポーヴィッチのチェロも瑞々しい。交響曲、協奏曲、序曲など聴いてみたが、このアンプはソナタを聴くのに最も適しているようで、ポリーニの弾くショパンのエチュードを聴くと、鳥肌が立つほどの臨場感に包まれた。久しぶりにおもちゃを手にした子供のような、妙な感動を覚えた。

2012年12月16日 (日)

92歳の母と、孫のふーちゃん

昨日12月15日は母の誕生日で、92歳である。施設でささやかな誕生会を催していただいた。フリースのジャケットとカーディガン、母への誕生日プレゼントも久しぶりかな?
食欲もあり、とても元気だ。
二人の姉からは花が贈られていた。母方八人兄弟で、母と妹さん弟さんの三人が存命で、長寿の家系である。60歳の還暦で逝った父の分まで長生きしてほしい。
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孫のふーちゃんである。1月に誕生日を迎える、早いものだ。我が家に来るたびに感じられる成長が著しい。
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いずれも生命の尊さを実感する。

2012年12月15日 (土)

Ferenc Fricsay「Antonín Leopold Dvořák Symphony No.9 (新世界より)」再聴

ドボルザークの「新世界」である。指揮はフェレンチェ・フリッチャイ、ベルリン・フィル1959年のステレオ録音である。
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もう一枚は、ベルリンのRIAS交響楽団(後のベルリン放送交響楽団、現ベルリン・ドイツ交響楽団)で指揮・フリッチャイの「新世界」、モノラル録音である。
Images123年齢とか、悪化する病状だとかあるであろうが、全く異なる演奏である。一気呵成に突っ走る、RIAS響との新世界。比するにおおらかに壮大なベルリン・フィルとの新世界。同一の指揮者とはとても思えない演奏だ。
いずれにしても名演である。

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この日の夕暮れは、東から西へ強い風が吹いていた。マリゾンとタワーの入る位置を探して、防波堤まで歩いた。風に煽られないように三脚を慎重にたて、カメラをセットした。防寒用のフードに「ヒューヒュー」と風が入る。10秒ほど露出した一コマに、音と風が写り込んでいないだろうか。

Minolta-α9000+28/70G Fuji Velvia 1990年代 福岡市早良区百道浜

ニクラウス・アーノンクールで「ベートーヴェン・交響曲全集」を聴く

まあ何と素晴らしい演奏か。ニクラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団による「ベートーヴェン・交響曲全集」、これまで聴いた他の演奏と比するにもっとも印象に残る名演である。
Index1オトマール・スイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンの演奏
51pzbz147zl_sl500_aa300_ と双璧を為すものと言える。無用の装飾を排し、大仰な楽器演奏を抑制したストレートな仕上がりは、聴くごとにじんわりと染み入る説得力がある、まるで副作用のない漢方薬のような演奏だ。ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏もハイレベル且つ、無駄なく卒なく淡々として、好印象である。

Tower_city_fukuoka 私の好きな一コマである。福岡タワー周辺の黎明期とも言える時代だ。フィリピン・ヴェスヴィオス火山噴火により気流に乗った火山灰が大気圏の層で、かくも不思議な真紅の空をこの早朝に描き出した。
Minolta-α9000+80/200APO Fuji Velvia 1990年代 福岡市西区豊浜

2012年12月12日 (水)

何も足さない、何も引かない「福岡タワー・朝焼け」

何もなかった頃。今見れば何もない時に出会った幸運に感謝すべきだろう。
何も足さない、何も引かない。タワーのみが屹立していた時代だ。
Photo Minolta α-9000+28-70/2.8G Fuji Velvia 1990年頃 福岡市西区豊浜

2012年12月 4日 (火)

アンドレ・クリュタンス「ベートーヴェン・交響曲全集」を聴く

とても半世紀以上前とは思えない、素晴らしいステレオ録音。しかもフランス人・クリュイタンス指揮、ベルリン・フィル史上初「ベートーヴェン・交響曲全集」である。
Images6 第4番の第1楽章、たっぷりとしたホールの残響音が全曲への期待を昂揚させる。一気に突き進む潔さが、3番へ、7番へと聴きたい気持ちを後押しする。
そして第九、ゆっくりと聴きたい。全曲鑑賞コメントは次回、としたい。

1957-60年、ベルリン、グリューネヴァルト教会におけるステレオ録音。

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