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2012年10月

2012年10月29日 (月)

チャイコフスキー「ロココの主題による変奏曲」を聴く

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのチェロ、カラヤン指揮ベルリン・フィルでチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」を聴いた。
ドヴォルザークの「チェロ協奏曲」とのカップリングだが、旋律のしなやかさに何度も聴いてしまう。チェロという弦楽器から紡ぎだされる音色は、暖炉のそばで感じるやわらかい暖かさのようだ。
Index2
ひだまりに見つけた紅葉、陽に透かして見ると真紅の鮮やかさが浮かび上がる。葉の重なりに赤の濃淡を楽しめた。

_0005Minolta-α9000+80/200APO Fuji-Velvia 2000年秋、福岡市中央区舞鶴公園

2012年10月27日 (土)

秋の夜長に、バッハ「無伴奏チェロ組曲」を聴く。

良い曲だ。
これまで、器楽曲を好んで聴いたことがないが、チェロという弦楽器から奏でられる暖かみのある空気感は、誠に心地良い。
Images2 バッハ「無伴奏チェロ組曲」、ヤーノシュ・シュタルケルのチェロ独奏である。この録音には、奏者の息遣いまでが伝わってくる。
1イメージの重なる景色を選んでみた。静寂の中に身をおいて、漂う空気感を共有する、とでも言った印象だろうか。
Pentax67II+SMC105mm Fuji-Velvia 2005年冬、佐賀県脊振村 

2012年10月14日 (日)

ブルーノ・ワルター&コロンビア響で「ブラームス」を聴く

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団でブラームスの「交響曲2番、3番、4番」を聴く。
コロンビア響特有の柔らかく暖かみのあるサウンドが部屋に満ちる。
ワルターの指揮がしなやかで、両者とも呼吸のあった名演と言える。
50年以上も前とは思えぬ、アナログならではのしなやかな録音に驚く。
ブローニーサイズのフィルムを全紙に引き伸ばし、端境のない濃淡とでも言おうか。
メリハリはっきりなデジタルにはない、心地の良い曖昧さ。
この時代にこれほどの高品質な録音技術を持っていたアメリカの実力を垣間みる思いだ。
Images1

Images2_2ワルターのブラームス、ベームともムーティとも異なる、何とも暖かみを感じる超一級の演奏だった。☆5つ!

ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル「合奏協奏曲作品3&6」を聴く

カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ・オーケストラでヘンデルの「合奏協奏曲作品3&6」を聴く。
Images21_2バッハが「音楽の父」と評されるのに対し、日本ではヘンデルを俗に「音楽の母」と呼ぶこともあるが、これは日本人がヘンデルをバッハと対等の存在として位置付ける意味で考案した呼び名であり、欧米にはこのような呼び名は存在しない(Wiki)とのこと。
ドイツ生まれのヘンデル、生涯の2/3を過ごして帰化したイギリスでは「ジョージ・フレデリック・ヘンデル」と呼ばれているそうだ。
楽曲のあちこちに、バッハと同じ香りのするバロック音楽ならではの旋律を聴くことが出来る。宮廷音楽に見られる優雅さのような香り。
バッハの「ブランデンブルグ」や「管弦楽組曲」に通じる旋律とでも言おうか。カール・リヒター指揮する「ブランデンブルグ協奏曲」で聴いたリズム感のような同類の香り。音楽が一部の階級に占められていた時代の贅沢さが感じられる。当時は宮廷音楽と位置づけられていた訳で、生活臭のようなものはキレイに排除されている。音楽とはそのような階級を相手にして始まったのだろう。

 

2012年10月10日 (水)

モーツァルト「バイオリン協奏曲全集」

モーツァルトのバイオリン協奏曲全集を聴く。
ギドン・クレーメル(Vn)、ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルという豪華版である。モーツァルトもハイドンに劣らず沢山の作品を量産した作曲家だが、一連のメロディラインに古典派の香りが漂う。甘さを控えたクッキーと香り高い紅茶が似合いそうだ。
クレーメルのバイオリンをウィーン・フィルが押さず、包まず、押し付けずと言ったタッチで追随してくる。互いに超一級のプロがなし得る技なのだろう。モーツァルトとバイオリンが、秋の季節の音楽空間に静かに溶け込む。
41vh4bty32l_sl500_aa300_ 無理なく聴き流せるのは、とても良い。

2012年10月 8日 (月)

ヨゼフ・ハイドン「交響曲全集/1番〜105番」

フランツ・ヨゼフ・ハイドン「交響曲全集・1番〜105番」(アンタル・ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカ)を聴いているが、なんせ全曲聴くのに37時間強を要する、CD全33枚組の大作品だ。100曲以上の交響曲、80曲以上の弦楽四重奏曲を作曲したハイドン、古典派を代表するオーストリアの大量産作曲家だ。
アンタル・ドラティはハイドンの交響曲全集を世界で初めて完成させたが、その意味でもこの全集は文化的価値の極めて高い作品である。
Images11 交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれるハイドンの作品は、後にモーツァルトなどに大きな影響を及ぼしたと聞くが、なるほど旋律のそこここにその香りが感じられる。秋の夜長にゆっくりと聴き流すのも乙なもんではないか。

糸島・可也山落日

真紅の空、可也山の落日。
Photo Minolta α-9000+80/200APO フジ・ベルビア 2000年秋

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