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2012年2月

2012年2月28日 (火)

Beethoven交響曲全集

図書館でベートーベン交響曲全集、初めてのことである。
オトマール・スイトナー指揮する手兵シュターツカペレ・ベルリンとのカップリング、1980年〜1983年に統一前の東ベルリン、イエス・キリスト教会にてPCM(デジタル)録音された全集である。「スイトナー&シュターツカペレ・ベルリンの代表的な名盤として知られるベートーヴェン全集。重厚かつ柔軟、ドイツの伝統様式を受け継ぐ規範的な名演揃いと、既に高い評価を得」て、との論評がある。
最初に第9を聴いた。中盤から一気に駆け上がって行く感じの強靭さとしなやかさを併せ持つ熱演、久々に鳥肌が立った。しかも録音が秀逸、金管群の透明感が素晴らしい。カラヤン、ベームとは似て非なる第9だ。しばらくやみつきになりそう。

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2012年2月27日 (月)

クルマで図書館へ、その後お袋に会いに行く

昨日はクルマで図書館へ。ベートーベン・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、2枚を借りる。マライ・ペライアのピアノ、ベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と、

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アルフレッド・ブレンデルのピアノ、ジェームス・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団の2枚だ。

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第2楽章の聴き比べが楽しみだ。二人の指揮者がどのようにこの曲をドライブしたのかも興味津々である。年齢の違いはあれど、主観も変化したのかどうか。

図書館を出て家内から言付かった靴下を届けに、お袋のもとへとクルマを走らせた。時間的にもおやつの時間だったが案の定、お袋は寝ていた。息子が来たのに気が付いたようで「ご飯食べていきんしゃい、一緒に食べろう」。。介護士さんも毎度のことで「あらー冨子さん、さっき食べたやない」と。。お袋の第一声は「ごはん食べとらん、ご飯まあだ?」である。これは「あたしゃ、元気しとるばい。あんたはどげね?」との意であろうと、息子は勝手に解釈している。
おやつに出たジェリーが口元からこぼれていた。

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車椅子に座ったお袋は、時折息子を見ながら目を閉じたりしていた。足をさすってみると少し細くなっていた。余りさわるとお袋は嫌がる。それでもさするように触ってみた。やはり、前よりも細くなっていた。

2012年2月26日 (日)

小津安二郎作品を観る

小津安二郎監督作品を初めて観る。

41akj34s5l_sl500_aa300_「東京物語」1953年文化庁芸術祭参加作品とある、錚々たる顔ぶれだ。
笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聰、香川京子、東野英治郎、三宅邦子、中村信郎、大坂志郎、十朱久雄。。。

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「麦秋」1951年作品。菅井一郎、笠智衆、三宅邦子、原節子、杉村春子、高堂国典、淡島千景、佐野周二。。。

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「秋刀魚の味」1962年カラー作品。笠智衆、加東大介、岩下志麻、岡田茉莉子、佐田啓二、三上真一郎、東野英治郎、杉村春子、中村信郎、北竜二、吉田輝雄、岸田今日子、高橋とよ。。。
最近、山田洋二監督が「東京物語」のリメイク作「東京家族」制作予定と聞く。そのことが小津作品を見るきっかけになった。昨日覗いたDVDレンタルショップに結構な数の小津作品が並んでいたのが良かった。随分と前の作品で今と違う時代ではあるが、役者のセリフがとても丁寧で、特に「東京物語」の原節子や「秋刀魚の味」での三宅邦子の言い回しは日本語持つの暖かみや琴線に触れる心地よさがある。おそらく、脚本家と監督の心がそうだったのか、今の時代は余りにも無くしたものが多すぎるのか、過去に置いて来てしまったのか。もっとも、その答えは見つからないにしても、取り返すことが出来るのであれば過去に戻ってみてはどうだろうか。そんなことをあれこれ考えさせる作品であった。

2012年2月23日 (木)

ベートーベン・ピアノ協奏曲5番「皇帝」第2楽章聴き比べ

ベートーベンのピアノ協奏曲第5番第2楽章を聴き比べた。
ピアノ・アシュケナージ(指揮も)フィルハーモニア管弦楽団
ピアノ・グルダ/ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィル
ピアノ・ケンプ/フェルディナンド・ライトナー指揮ベルリン・フィル
ピアノ・ポリーニ/クラウディアオ・アバド指揮ベルリン・フィル
この中で最も聴き心地が良かったのは、フリードリッヒ・グルダのピアノ、ホルスト・シュタイン指揮ウィーン・フィルの演奏だった。
なんと柔らかい、ウール100%毛布のように柔らかいピアノタッチ!剛柔の中で水を打つ静けさ、もっと聴きたくなる欲求を醸し出してくれる。秀逸である。

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あくまでも縁の下の力持ちに徹するH・シュタイン指揮ウィーン・フィル、実力ある者は全てに役をこなす。これぞ本物の力量という者だ。能ある鷹は爪を隠す。でしゃばらない、そしてしっかりと脇を固める。良いと思った。

2012年2月19日 (日)

三寒四温どころじゃない中、チャリで図書館へ(Beethoven, Mozartピアノ協奏曲全曲集)

昨日から降り続いた雪があちこちに残る。室見川河口から吹き付ける風は痛冷たく、最高度の防寒でチャリを漕いだ。愛宕インターでは福岡都市高速全面通行止めの表示。それでも図書館は盛況、本好きと時間つぶしもんにはもってこいの場所だ。
今日はベートーベンPC全曲集、ウラジーミル・アシュケナージのピアノ、ズビン・メータ指揮ウィーンフィル(3枚組)

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モーツァルトPC全曲集、1〜4番はウラジーミル・アシュケナージのピアノと指揮フィルハーモニア管弦楽団

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5番〜27番は内田光子のピアノ、ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団(全12枚組)

51bsyszh2nl_sl500_aa300_を借りた。ベートーベンのピアノ協奏曲全曲集は、ヴィルヘルム・ケンプ版、マウリツィオ・ポリーニ版との聴き比べが楽しみだ。モーツァルトのピアノ協奏曲全曲集はこれが初めてである。内田光子さんのピアノを聴くのも今回が初めてとなる。大変に楽しみだ。

2012年2月18日 (土)

続・タワーとその周辺IV(冬の陽)

既出画とあまり代り映えしないのがお恥ずかしい。当時は、よく似たアングルで撮っていたのだろう。室見川河口を挟んで定点撮影的になるので致し方ないか。この画像、実はPhotoshop Elementsで少しばかりレタッチしている。
この朝は風が強く、雲は飛ぶように流れて行った。河口も幾分波頭が立っている。

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2000年頃・福岡市西区豊浜、室見川河口にて α9000+28/70G

2012年2月15日 (水)

「たまゆらに」読後感

作品全体がリピート(趣旨が同じで何度も繰り返え)して、なかなか核心に進めず「イラつくな」と感じさせたが、どんでん返し的要素をはらんだフィニッシュでまあよしとしておこうかと, 思った。何が言いたかったかは読者諸兄に中身を読み体感してほしいと思う。

ちなみにタイトルの「たまゆら(玉響)は、勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のこと。転じて、「ほんのしばらくの間」「一瞬」、あるいは「かすか」を意味する古語。ただし『日葡辞書』には「草などに露の置く様」とある(Wiki)」。この本のタイトルが如何様な意味をなすのか、当方のけだるい脳みそでは答が見いだせ仕舞だった。

主人公・女棒手振りの朋乃が海辺橋上で拾った財布の中身五十両。
日本銀行金融研究所貨幣博物館のサイトによると、元文期を基準として賃金で1両=30~40万円、そば代金では1両=12~13万円、米量価では1両=約4万円、に相当するとの事である(Wiki)ように、時代により貨幣価値に差があるが、二百万円〜二千万円なのであろう。いずれにしても、朋乃が財布を届け出た先の自身番小屋では金高を見て目を剥くというような表現であるから、如何ほどかの額であったか想像したい。

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一力作品には江戸市井の暮らしや人の生業がライブで描かれてい、生き生きとした様子のペンタッチこそが、作品を読み進むエネルギーに昇華されている。読者を読み進ませる技術が光るのだ。であるが故に、本作品の全編に横たわるリピート筆致はちと、従来のエネルギーが不完全燃焼していると言っても致し方ないか。一力もの愛読の当方としては、誠に残念な思いを抱かせた読後感であった。

2012年2月12日 (日)

圧縮について考える(ビットレートって、なんじゃ?)

「Mac Fan 縮刷版DVD-ROM 2011」が届いたので中の記事を参考にしながら、暇にまかせて音の圧縮についてあれこれ考え、手持ちのCDをiTunesにDLしてその違いを数字にまとめてみた。
その結果、デフォルトで設定されているiTunes標準AACオーディオファイルは19.2%、記事中おすすめのAppleロスレス・オーディオファイルは46.0%まで圧縮した。ビットレートによって斯くも違いが出ることに驚いた。
銀塩フィルムのデジタル化で画像の圧縮については有る程度イメージしていたが、音は今回が初めてであった。実際のところPCで聴く分については自分の耳が聞き分けることも無いだろうが、ヘッドフォンで聴くとどうなんだろう。
今のように図書館から無料で借りるCDを、そうそう何度も借りることは面倒だし。かといって都度、HMVでの購入はフトコロに辛いし。外付けHDDの容量と相談しながら、環境に見合うファイル形式をチョイスしたい。

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2012年2月11日 (土)

おやつのあとで、お袋は寝ていた

昨日仕事中ではあったが、たまさか近くまで来たこととここしばらく行ってなかった後ろめたさもあり、お袋を訪ねた。
おやつの後ということで「お部屋で寝てらっしゃいますよ」と介護士さん。部屋を覗くとやっぱり、お袋は寝ていた。家に居た時も眠りは浅く、声をかけると「あら、あんた来とったとー」と、顔をくしゃくしゃにして迎えてくれた。手を握り、髪に触れ、ひとときの親子の会話だ。「親との語らい」ということを、今までは如何ほどのものだと考えていたのだろうか。

Dsc00200_2身近に居る時にこれほどまで感じなかったこと。何度も同じ言葉を繰り返す母ではあるが、私が実の息子だとわかっているはずで、ときおり親子ならではの言葉や言い草を語ることでそれを垣間見せる。この時は「あんたはのんき坊主」だと何度か言った。ずっと昔から母は私のことを「あんたはのんき坊主だ」と言っていたのだ。

「お腹空いたー」「おやつ食べとらん」「あんたはずーっとおんなさい」その他いくつかの言葉を織り交ぜ繰り返すが、合間あいまに親子の間にしか存在しない語り口で言われる時に、「お袋は俺だとわかっている」と安心し現実も感じる。

 


天気も上々、チャリで図書館へ(Mahler交響曲全集)

数日来の寒空から一転して青い空、上々の天気だ。今日は祝日の土曜日、休みの日を一日、損した気分だがそれはまあいいとして。ビージー・アデールのジャズピアノ聴きながら愛チャリで図書館現着、これまで最多の自転車自転車!受験本番中の季節に見られる光景だ、てなこと思いながら、まずは視聴覚コーナーへ。
まあなんとしたことでしょう、マーラーの交響曲全集だなんてしかもCD11枚組!これまでで最も多い枚数、これも1点は1点。得した気分!

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役者(指揮者)あい乱れてのパッチワーク的全集だ。しかしなかなか侮れないぞ、バーツラフ・ノイマンありーの、クルト・マズワありーので。両指揮者ともライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とで、ノイマンは9番を、マズワは7番を指揮している。それ以外は当方初めて聴く指揮者である、一通り聴いてみるが如何せんマーラーものであるが故に、概ね13時間はかかる。ふーっ。

もうひとつのマーラー全集、こちらはレナード・バーンスタイン指揮手兵ニューヨーク・フィルとアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団で1番〜3番を借りた。全集なので残りの4番〜大地の歌までは次回以降としたい。

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聴き比べたあ、贅沢な極みだ。

2012年2月 8日 (水)

やっと再会、KarajanのWagner前奏曲集II

長い間待っていたKarajanのWagner前奏集IIである。
30cmLPジャケットを見た時から早く、中味を聴きたくてたまらなかった。

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下が手持ちの30cmLP盤である。CD盤も基本的デザインが変わっていないのが嬉しい。

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楽劇:ニュルンベルグのマイスタージンガー第1幕への前奏曲
〃:さまよえるオランダ人序曲
〃:ローエングリン第3幕への前奏曲
〃:パルジファル第1幕への前奏曲
〃:パルジファル第3幕への前奏曲
1974年9月、10月ベルリンフィルハーモニーでの録音とある。カラヤン、66歳の頃か。これからたっぷりと聴かせてもらおう。

2012年2月 7日 (火)

「大川わたり」再読

山本一力著「大川わたり」再読す。
一力ものを読み始めた頃だから、4年前か。あらすじは憶えていたが読み直しが細部を再現してくれた。
一力さんによると「生まれて初めて書いた長編“大川わたり”には、格別の愛着も思い入れもあります。わたしの時代小説の出発点は、まぎれもなくこの一作です」とある。
初めての長編にしては読ませます。凡庸でない作者の技能であろうか。その後の活躍はご存知の通りである。量産に近い作品の創出、おそらく池波氏を凌駕する勢いではなかろうか。今後も作者の筆致に期待したい。

51qnsaytmfl_sl500_aa300_追記:嬉しいことにこのほど山本氏も、facebookを始めたらしい。

2012年2月 5日 (日)

TEAC X-10R の電源を久々入れてみた

かれこれ30年ぶりだろうか
TEACのオープンリールデッキX-10Rの電源を入れてみた
1)VUメーターの針の位置が左右違っていた
2)始めはリールが順調に回りだした
3)次第に回転が怪しくなって来た
4)ついには止まってしまった
5)箱の中からウーンウーンと聞こえるので、モーターは回っているように思える
6)写真は回転方向が←であるが、テープの量にかかわらず逆の→へも4)と5)同様である

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原因さまざまであるだろうがそれはともかくとして、くるくると回るリールや、VUメーターの暖色がアナログで気持ちが良い
オーディオのシステムはとうの昔に処分したが、なぜだか、このデッキとLPプレーヤー(写真左にちょい見えるSANSUI SR-929)だけは生き残った。
60枚以上の30cmLP、23本の10号リール、60本の7号リール、多数のカセット。
アナログ時代の遺産である。これらほとんどの音源がクラシック。
銀塩フィルムのデジタル化は約80%終了したが、青年時代の音源が手つかずの状態である。中には1975年に初来日した時のカール・ベームとウィーンフィルのNHKFMライブ放送もある。状態はともあれ中身が聴きたい。
最近、これらを再現する方法・手段を検討中である。

バッテリー交換し、車で図書館へ(バッハ・平均率クラヴィーアを聴く)

ここ数日の冷え込みでマイカーのバッテリーがあがってしまった。

近所の友人にヘルプ、ブースターケーブル直結で何とか始動。
用心のためオートバックスへ。バッテリー+ワイパーブレード他あれこれで10,000円強が飛んでいった。さすがにバッテリー交換客多く、結構売れていた。
最近図書館から借りた本とCDをメモっておきたい。
一力もの:八つ花ごよみ、大川わたり、たまゆらに、とっぴんしゃん(下)
西村京太郎:小樽・北の墓標
CDは全てJ・S・バッハである。

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平均率クラヴィーア曲集第1番/イヨルク・デームスPF

ブランデンブルグ協奏曲1番〜6番/カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団

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平均率クラヴィーア曲集第2番/バレリー・アファナシエフPF

管弦楽組曲第2番・3番 ブランデンブルグ協奏曲1番〜6番/J・F・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団

ブランデンブルグは先頃のリヒター盤と聴き比べたが、自分的にはリヒター盤が好みだ。

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2012年2月 1日 (水)

姪浜とその周辺(能古渡船場・観覧車)

夏の日、蒸し蒸しとしてやけに暑い日だった。台風が接近しており風もあった。この当時、能古船渡船場(姪浜・能古島間を行き来する福岡市営のフェリー乗り場)周辺でもよく撮影していた。夕焼けが見えないほどに雲は低くこのまま暗くなるのかと思ったが日没後、西の空はご覧のような夕映えを見せてくれた。

Photo2000年頃の夏・福岡市西区姪浜渡船場にて(α9000+28/70G)

マリノアシティの2つの観覧車現役時代
これは2台の観覧車がまだ稼働してた頃のカット。昼間よりむしろ夜の方が大きさを比較しやすい。名柄川河口を挟んで姪浜漁協側から撮影したが、これはデジカメ(MINOLTA Dimage7Hi)でのカットだ。

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2002年9月

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