背振とその周辺XVIII(燃える秋・狛犬)
背振の紅葉、見頃は毎年11月頃だ。9月の下旬、麓の田畑に曼珠沙華(彼岸花)が咲き競い始めると紅葉の秋がゆっくりとスタートする。季節はとても正直だ。先人が名付けた彼岸花、まさしく秋の彼岸を前にして咲き始める。厳しい残暑も燃えるような紅蓮の色には負けそうなほどに、曼珠沙華の赤は鮮やかだ。
この日は脊振村にある神社境内へ、遠目にも境内の紅葉が目に染みる。
狛犬さん阿(あ)、狛犬さん吽(うん)。戦前の教科書に載っていたと聞く。ここの狛犬は長年風雨に晒され風化しつつあった。ところどころ苔むしたりして、気候の寒暖の差もあり麓の狛犬より風格がある。
背景に燃え上がる紅葉を配し、引いたのとアップを2葉。
見方にもよるが、上のカットはレフ板を効かせたように見えるのが不思議だ。
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