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2011年4月29日 (金)

山本一力著「おたふく」再読

日経新聞社刊・山本一力著「おたふく」再読す。
やはりこんな(展開の)調子が一力物と実感させる中味だ。
深川
札差
武家
大店
小料理屋
棄捐令
甘味・まんじゅう
両国・料亭「折り鶴」
門前仲町・料亭「江戸屋」他多々。
山本作品の常連だ。中でも江戸屋は常に大切な役処だが、今回は折り鶴が背負って立つ。
札差・伊勢屋も健在だ。
今回の作品には北町奉行が大きな役を担った。
四国・土佐出身の山本氏らしく、初鰹のたたきも披露。
この作品では上物の海産物を商う特選堂次男が、家を出て不景気風の江戸で商いを考え、コンパクトな規模で始めた弁当屋が意外な展開から、江戸市中を商圏とする規模に展開する過程が描かれている。それに至るまでに前出の面々が、身の丈に見合う仕事をしていく筋書きだ。
江戸の景気を刺激すると期待させる展開は、読んでいて心地よい。

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